蔵の町「一番街」を南へ下った連雀町交差点近くに蓮馨寺があります。 ここ蓮馨寺は、小江戸川越七福神めぐり第五番福禄寿神が祀られています。
門から入って右手に大きな鐘楼、左手に講堂があります。 参道を進んで行くと正面に祈願所、左手に水屋と将監地蔵尊、右手に水子地蔵尊があります。祈願所の右隣の建物が本堂になります。
ここでとにかく気づくことは、なんとハトの多いことか。別名ハト寺(ウソです)と言いたくなる程目立ちます。何か関わりがあるのか境内にはハトを持った女の子の銅像があります。
祈願所には、おびんづる様が置かれています。 おびんづる様を撫でて次に自分の同じところを撫でると、頭ならよくなり、痛いところなら痛みがとれるそうです。 おびんづる様は国内のいろいろなお寺に祀られています。ただ堂内ではなく必ず外の廊下などに祀られているようです。 元はお釈迦様の16人の高弟(羅漢)の1人で、病人や悩みを持つ人を救って歩いたと言われています。 蓮馨寺の他にも川越には、喜多院と成田山別院で見ることができます。
水屋の上方に見える木彫りの彫刻が見事です。写真では一部しかお見せ出来ませんが、ぐるりと廻って頂くといろいろな彫刻が見れますよ。
蓮馨寺 〒350-0066 埼玉県川越市連雀町7-1 TEL:049-222-0043 FAX:049-226-0676 川越駅東口市内バス神明町方面行きにて蓮馨寺前下車(バス7分) 川越市駅より徒歩10分・本川越駅より徒歩5分
小江戸川越七福神めぐり 第五番福禄寿神 福禄寿とは、幸福、高禄、長寿の三徳を具えて、これを人に与え、方位除災、商売繁昌、延寿福楽等のご利益を現される方でありますが、当山の尊像は右手に麗芝、左手に神亀を持たれ、癌や脳卒中を早く直しなさい、そうそれば、福禄寿が得られますと教えています。